1990-05-24 第118回国会 参議院 内閣委員会 第3号
それから沖縄復帰のときの恩赦、特に沖縄で米軍進駐下で刑罰を受けた人に対するそういう恩赦というものは意義があるだろうと思いますが、そのほかのケースは本当にどういう意味があるかよくわからない場合が多いのでありますけれども、そういう点はやはり慎重に考え、そして合理的な理由というものがなければならないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
それから沖縄復帰のときの恩赦、特に沖縄で米軍進駐下で刑罰を受けた人に対するそういう恩赦というものは意義があるだろうと思いますが、そのほかのケースは本当にどういう意味があるかよくわからない場合が多いのでありますけれども、そういう点はやはり慎重に考え、そして合理的な理由というものがなければならないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○国務大臣(中曽根康弘君) 憲法の解釈等につきましては、マッカーサー進駐下とその後におきましては、政府の考え方、発言が若干変わってきていることは御指摘のとおりであります。吉田元総理がマッカーサー占領下において、この憲法ができた当座だったと思いますが発言したことは、その後政府は変更しておるわけであります。
この人権擁護委員法は、御承知のとおりに、戦後間もなくできたいわば連合軍の進駐下においていろいろ占領軍のほうからの勧告その他のいきさつがあってできた法律でございます。そういう関係もございまして、かなりこれは発足後まあいろいろな点で日本にいままでほとんど見られなかったような制度になっております。相談委員法案で書いております相談委員の性格とは非常に違っているという点が多々あるように思います。
ひた隠しに隠されておりました当時――当時は米軍進駐下でありますから、私はやむを得ず口をつぐんでおりましたけれども、そういうこともありました。したがいまして、こちらもそういう汚点がないとは私は言えないと思っております。あえて政府の御答弁を伺って水かけ論をするには、わが委員会の与えられた時間も短か過ぎますから……。
進駐下に行なわれた協定でありますだけに、何も言えない時期に結んだ協定であるだけに、一切のものは預けてしまって、しかもいま東京国際空港というような重要な拠点で北京と相争うというような、世界的な、政治的な位置づけ、何とか東京を中心に空港をつくりたい、それにはこういう支障がある、この問題について、両者兄弟関係にある兄貴のほうとして考えてくれということを言うのは、私は間違いでないと思うのです。
しかし問題は、それほど各国とも認めておるそういう明瞭な島が、終戰直後ソ連の進駐下に置かれ、しかもそれを連合国司令部が公文書の中でちやんと日本の主権からはずし、漁業関係でもそういうふうにして来たということには、また別個の理由が当然なければならなかつたと思う。
私はそれに向つて、ソ連の進駐下にあるところの市政府があなたの管轄に、指導下にないとはどうして言えますか。これはおかしな話ではありませんか。こう申上げたところがゲルハノフ曰く、いや、それは世界に一つしかない政体である。どういう政体でございますかと聞いたところが、民衆の声によつてでき上つたところのいわゆる政体であつて、ソ連はただそれを認めているに過ぎない。
又敗戰のイタリーにおいてすら六割、米英進駐下のドイツにおいてすら四割の生産の復興を見ているとさえ傳えられておりまするのに、我々我が祖國の産業はストツクを含めて僅かに三割にも満たないという惨憺たる状況でございます。